アイヌネギ

エゾエンゴサク

 プーでの暮らしは、食べるものには困らないし屋根やガラスをたたく吹雪やみぞれに昼寝を邪魔されることもなく、何の不満もないはずでした。ところが、何時も1週間もたつと、マスターの目を盗んで台所を駆け回ったり、娘さんが食べこぼしたビスケットのかけらを拾い集める日々が懐かしくなるのでした。天国だと思っていたプーがいつの間にか天国ではなくなるのです。「そろそろ戻るか」エンクルは身支度を始めました。
 地下室をでて台所に入ると、家の窓という窓から様々な鳥の声が聞こえてきました。するすると窓に這い上がると、木の枝にリンゴや牛脂がくくりつけてあり、エサ台にはトウモロコシやヒマワリの種、クルミまで置いてあります。さっそくエゾリスがエサ台の上でクルミを抱え込んでいます。野ねずみも来てエサ台の下にしげっているカタクリやアイヌネギの間を忙しくいったり来たりしています。下に落ちているヒマワリの種を食べていたのです。エサ台の向こうに目をやると南側の斜面は蝦夷カンゾウの花で紫色に染まっていました。「春だ、春が来た」エンクルは窓辺を行ったり来たりしながら、そわそわと何度も飛び上がりました。

【アイヌネギ(行者ニンニク)】

アイヌネギ(行者ニンニク)のことをアイヌはキトと呼んでいました。  キトは、栄養価が高く神様が人間のために地上へおろされた薬として、アイヌにとって大切な食べ物でした。

アイヌネギ(行者にんにく)の効果と効能
1.β-カロテンが豊富!- 老化防止や視力を向上する効果
2.行者にんにくでビタミンCを摂取!- 細胞の老化を防止する効果
3.ビタミンKが特に豊富に含まれる!- 止血作用と骨粗しょう症予防
4.行者にんにくにはアリシンも!- 疲労回復や風邪予防 5.葉酸も摂取できる! – 胎児の先天異常防止と貧血を予防する効能                                            (引用:良好倶楽部)

第5章 心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります。

If a child lives with tolerance,
He learns to be patient.

寛大な親とは

  マックギニスは著書のなかでケネディー家の事に触れています。ケネディー大統領が次のように父親を語ったというのです。「水泳教室がいくつもあります。そのたびに1年生の選抜があって、僕はよくそれに出ていました。父はいつもそれに応援にきたものです。いつもかならずね。兄弟全部に父はそうしていました」。そしてマックギニスはその解説に、「子供を励ましてできるだけ多くの目標に挑戦させ、こんな形で付き合ってくれる父親がいたら、子供の将来は大きくちがってくるだろう」 と、言っています。
 しかしこのようなことはちょっと考えるだけでも大変なことです。子供がしたいことを励ますのであって、親が子供にさせたいことを、やるように励ますのではないのです。子供を自分の望むように変えようというのではないのです。
 子供を励ますことを、子供を自分の望むように変えることと勘違いしている親は多いようです。子供を変えようとするのではなく、子供をありのままに受け入れるためには大変な忍耐力、寛大さが必要です。子供の才能に非現実的な期待をかけたりしないことなのです。

 心の寛大な人の中で育った子供は、我慢強くなります、という「寛大」の元の言葉はtoleranceです。他人の考えなどに寛大なことであり、また他人の間違いなどに寛大なことであり、また他人の間違いなどを我慢することです。

未成熟な親とは

 情緒的に未成熟な親は、子供の自然な成長を待てないと言います。もともと子供は自己中心的で、いろいろなことに我慢できるものではありません。しかし、そんな子供の自然に耐えられない母親が多いのです。そこで、ついつい子供の年齢にしては無理なことを要求してしまいます。
 親の心が寛大であるときには、子供は自分の望みを発見できます。自分の望みが親の期待に反するのではないかということを恐れる必要がないからです。また寛大な親にとって、子供の自我の成長は脅威ではないでしょう。
 親と子供がいつもケンカしているのは、お互いに相手を自分の都合良いように変えようとしているからです。心が寛大とは、子供が自分の期待と違った望みを抱くことを許せる、ということです。

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最後に裸足で地球の上を歩いたのは何時でしたか?

くつを脱いで裸足で草の上を歩く、
砂浜を歩く、
土の上を歩く、
それは地球につながること。
もしかしたら、足も呼吸をしているのかも。

Video Source:エハン塾【ダウン・トゥ・アース】
アロマ&ハーブ La Mure – ラ・ミュールさんがフェイスブックにアップしていました。

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第4章 ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持になりますー⑤

If a child lives with shame,
He learns to feel guilty.

親の嫉妬の影響

 さて、ここまで書いてもこの物語がどう自分に結びつくか、多くの親御さんは疑問に思うでしょう。
 ここに、子供の成功を通して世間を見返してやりたいと願う父親がいます。幸いにも子供は成功へと歩んでいきます。ところが、彼は心の底で子供の成功を不快に思っています。
 この父と子の葛藤は、継母と白雪姫の葛藤そのものなのです。
 父親は子供の成功を喜びながら、秘かにその成功を破壊したいと願いはじめます。現実に成功しはじめた子供に敵意をもちだすのです。しかし立場上父親は、自分の子供を妬んでいるとは認められませんので嫉妬はおさえつけられます。
 嫉妬が押さえつけられると、父親は今度は息子のあらさがしをはじめます。例えば「お前は虚栄心が強い」と非難したりします。非難はすべておさえつけられた自分の嫉妬の投影ですが、父親はもちろん気づきはしません。
 子供はこうして成功することに罪悪感を覚えていくのです。

他人と比べていい人、悪い人

 自分が優れていることを、異常なまでに他人に認めさせようとする人がいます。
「自分より優れたものが身近に出現すると、その存在が癪の種になってくる。そして、自分が彼より優れていることを相手にもまわりの人にも認めさせようとするのである。」
 私は若い頃、こんな比較はするな、とよく本に書いていました。ところが、世の中には他人と自分を比較しても苦しんでいない人もいることに、後になって気づいたのです。それどころか、比較することで自分を励ましている人もいるのです。これはどういうことでしょうか。
 比較する人の心に、妬みがあるかないか、なのです。妬む心があれば、比較することでそれを刺激されるでしょう。しかし心に妬みがなければ、比較しても苦しむことはないのです。

嫉妬される子供の不幸

 こうした一連の心の動きは、妬まれ恨まれる側にも深刻です。
 誰かに妬まれている、ということは、その誰かに(いわれのない)非難をされているということです。従って、妬まれた人が自分に罪悪感を持ったとしても不思議ではありません。何かいつも悪いことをしている気分にもなるでしょう。恨みもまた同じです。
 こうなっては、妬まれる側はたまりません。じんわりと「自分に罪悪感を持て」と強迫されているのですから。そして罪悪感を持つと、当たり前ですが、人は行動的ではなくなってしまいます。これは前出の「にせの罪悪感」です。

 批判や敵意のなかで育つと、ある子どもは他人を非難したり戦ったりするでしょうし、またある子どもは、いじけてはにかみ屋になったりするのです。

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第4章 ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持になりますー④

「アメリカインディアンの教え」を中ほどまで読み進めてきました。抱えきれないストレスがあると、女性はホルモンバランスが乱れがちになり、周囲に対して攻撃的になったり、逆に自分自身を追い詰めてうつ的になってしまうことがあります。
子供や家庭の心配事がある時、言葉のかけらをおやつにお茶やハーブティーで一息ついてみてください。
「アメリカインディアンの教え」(加藤諦三著・扶桑社)

無意識が与える影響

 よく言われるように、子供に影響を与えるのは、親の意識ではなく無意識です。いくら表面を立派にとりつくろったところで、親の無意識にある憎しみや敵意や陰湿な嫉妬、それに家の中に隠されている対立や葛藤、それらの影響を子供はもろに受けてしまうのです。

他人の幸福を許せない人

 また他人の上に立つことで、自分の悩みを解決しようとする人もいます。そんな人は、他人を妬み、羨む気持ちに支配されています。なぜなら他人の上に立つことで心に安らぎを与えようとしているのに、現実にはそのようになっていないのですから。こうして心の中には、妬みや嫉妬や羨望が激しく渦巻きだすのです。他人の幸福を許せなくなるのです。

白雪姫の継母の悩み
Source of photo: Pinterest
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 有名な『白雪姫』にも、悩める継母が登場します。彼女の悩みはただただ「世界で一番うつくしくありたい」ということです。世の中には、すべてのことに自分が優れていないと気のすまない人もいるのですから、それに比べれば可愛いものですが、一つのことに集中しているぶん深刻です。
 彼女は、自分以外の人が美しいのが気に入りません。それは、自分以外のすべての人に対する敵意です。
 自分が世界で一番美しくありたいので、白雪姫が美人であることが許せません。それで白雪姫を傷つけて自分が一番になりたいのです。
 もし白雪姫が彼女より美しければ、彼女は生きていけません。心のなかの何らかの葛藤を、自分が一番美しいとすることで解決しようとしているのです。だから、あれほど一番美しいことにこだわるのです。
 白雪姫より美しくない自分には生きている価値がない、とまで自己蔑視しているのです。白雪姫と自分とを、対立して考えているところに、彼女の問題があります。
 白雪姫の美しさは、決して彼女の価値を下げるものではないはずです。若い女性の美しさと、年をとった女性の美しさとは違うものです。彼女は自分の価値に気が付いていません。してみると、物語を貫く彼女の競争は、必要のない無意味なものでしかありません。
 彼女がもし、白雪姫を手元において育てたならばどうでしょう。白雪姫は美しいことに罪悪感を覚えるようになるはずです。自分が他人より美しいことが、何か悪いように感じ心の底では美しくなりたいと願いながら、どこかしら言い訳をしていなければいられなくなるでしょう。これでは白雪姫の無垢な美しさは半減するしかありません。

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