第1章 批判ばかり受けて育った子は非難ばかりしますー②

山ねずみが子供が小さいときに読んでおきたかった本があります。『アメリカインディアンの教え』です。

失望した子供はどうなるのか

 一方、いつも「ダメだねー」と批判された子供はどうなるのでしょうか。まず、いきすぎた批判で、子供は自分に失望していきます。するとその子供は次に、他人を攻撃することで、自分への失望と戦おうとするのです。親と同じように、他人への非難で自分がダメな人間だという思いから目をそらそうとします。他人を非難している限り自分が弱点のない人間であるような気になっていられるのです。

  困ったことに、こういう情緒的に未成熟な人というのは、しばしば同類と結びついて一緒に他人を非難します。仲間がいるぶん気楽なので、この傾向は強まります。確かに世の中には俗悪さが満ちあふれていますが、これではもちろん世の中がよくなることなどありえないし、自分が情緒的に成熟していくなど、望むべくもないでしょう。

たやすく迎合する子供

 批判されて自信を失った子供のすべてが、他人を非難するわけではありません。他人を非難しないような子供は、自分を攻撃するのです。他人を憎まないで、自分を憎むようになります。このような人は、自意識過剰で、いつも他人は自分を悪く思うと感じています。
 悪いことに、彼らは、おしつけがましい利己主義者、冷たく身勝手な人、高慢で自己中心的な人、そんな人にまで迎合してしまいます。他人を非難するのではなく、逆に他人に迎合することで自分を守ろうとするのです。

『アメリカインディアンの教え』(加藤諦三著・扶桑社)  
類書が多々あり、個別選択すると「この本を購入する」という青いボタンが出てきますが『アメリカインディアンの教え』にボタンが無いので、品切れになっているようです。が、amazonから直接検索すると購入できるようです。

第1章 批判ばかり受けて育った子は非難ばかりしますー①

山ねずみが子供が小さいときに読んでおきたかった本があります。『アメリカインディアンの教え』です。

If a child lives with criticism,
He learns to condemn.

あなたは自分に失望していないか

 心のどこかで自分に失望している人がいるとしましょう。その人も親になります。人情として、自分の子供に、親である自分がダメな人間だと示したくないのです。すると虚勢を張って自分が立派な人間であるというふりをします。自分がそれほど優れていないということを認められない親、こんな親が子供にいちばん批判的なのです。

子供の自然な成長を止めるな

 「鶏卵を見て時を告ぐるを望む」ということわざがあります。すでに鶏になったのならコケコッコーと鳴きもしましょうが、まだピヨピヨとも鳴かない卵にそれを期待するのは無理です。ところがこんなことを平気で望む親がいます。

 幼い頃はみな自分本位です。自分本位な行動から利己主義を昇華し、そして利他主義にめざめる、これが子供の自然な成長です。ところがそれを待てない親もいます。彼らは情緒的に未成熟なのです。

『アメリカインディアンの教え』(加藤諦三著・扶桑社)   類書が多々あり、個別選択すると「この本を購入する」という青いボタンが出てきますが『アメリカインディアンの教え』だけこのボタンが無いので、品切れになっているようです。が、amazonから直接検索すると購入できるようです。

楽しみな豆まき

 


 エンクルは大雪山系の標高千メートルほどの山小屋に暮らしていました。もうすぐ一年で一番楽しみにしている節分です。栄養豊富なピーナッツはエンクルの大好物です。マスターはまいた豆をすぐにかき集めるのですが、本棚のうらや段ボールのかげに必ず残しておいてくれるのでした。

 ピーナッツは中国では落花生のほかに長寿花とも呼ばれています。オレイン酸やレシチンが豊富でアンチエイジングや記憶力低下を防ぐ効果もあるといわれています。ピーナッツの薄皮には、最近では赤ワインなどですっかりおなじみになった「レスベラトロール」が豊富です。抗酸化作用が強いポリフェノールでこれも心臓病やがんを予防する効果があります。
  栄養価の高いピーナッツですが、歯科では咀嚼効率を調べるのによく使われます。咀嚼効率とは健康な歯を100としたとき、入れ歯やインプラントはどのぐらい効率よく咀嚼できているかを表すものです。
 食事は一口30回咬むようにしたいものですが、忙しい現代人にはなかなかの難題です。節分の夜、みんなで一粒の豆を30回咬んでみて、咬むこと咬めることの大切さを噛みしめてみてはどうでしょう。

*ピーナッツアレルギーが疑われる場合や腎臓病の方は食べられる量など注意が必要ですので医師にご相談ください。

息をすること

ラテン語で息はアニマ。
私たちは アニマル=息をする者 です。     

 現代人は昔の人に比べて呼吸が浅くなっていると言われています。呼吸をコントロールする脳の中枢は感情をコントロールする中枢とも関連しているため、ストレスや不安、緊張などの影響を受けるのです。ストレス社会の現代、呼吸が原因と思われる身体の不調が増えています。
アニマには、呼吸、生命、魂という意味もあります。息をすることは、生きることそのものです。呼吸について一緒に考えてみませんか?

食べること

日本人の平均寿命と健康寿命の差は10年前後。
つまり、介護を必要とする期間が10年前後あるということ。
この期間を短縮するためには健康寿命を延ばさなければなりません。
そのためにもバランスのとれた食事をしっかり咬んで食べることは大切です。
歯医者さんで定期検診を受け、虫歯や歯周病を予防しましょう。

はしがき

山ねずみが子供が小さいときに読んでおきたかった本があります。『アメリカインディアンの教え』です。

 私は、さまざまな人間関係の中で、親子関係は特に大切なものと考えています。それは、親子関係が、すべての人間関係のスタートになるからです。
「幼年時代が楽しいものであれば、その残照は一生涯消えないものであるし、その逆の場合は、苦い不快感が生涯を通じて後をひくものである」とヒルティー(モラリスト)は言っています。
  私は仕事場を網代の山腹に持っていますが、その近所に犬がすみついています。ある日、彼女(めす犬でした)は4匹の子犬を産みました。もともと彼女は、私を恐れてはいませんでしたが、私が子犬を抱いても平気でいるのには、正直驚きました。
  彼女が私の仕事場に来ると、いつもパンをあげることにしているのですが、子犬を産んでからというもの、全部のパンを子犬のところへ持っていくのです。自分はガリガリにやせているのに、乳を与えたうえにパンを持っていくのです。それほど愛している子犬なのに、その子犬を抱こうとする見知らぬ人間に対して警戒しないのです。
 彼女は、幼い頃から可愛がられて育った犬なのでしょう。野良犬には、いつもビクビクしているものもいます。そんな犬たちと彼女はどこか違うのでしょうか。それは、幼い頃の周囲の愛の違いなのです。

『アメリカインディアンの教え』(加藤諦三著・扶桑社)

アメリカインディアンの教え

 

 子供が小さいときに読んでおきたかった本があります。『アメリカインディアンの教え』(加藤諦三著・扶桑社)です。しばらくはこの本を読み返しながら、時々、息をすること、食べること、病気の予防のためにできることなど書きたいと思います。抜粋した文章はそのまま転記したいと思います。したがって、文中の「私」は山ねずみではありませんのであしからず。
 家事や仕事の隙間時間に、ハーブティーやコーヒーを飲みながらのぞいて見てください。

 でもその前に-。山ねずみが読み忘れていたこの本の胆(心)だと思う文章をあとがきから引用しておきます。

 この『インディアンの教え』の最後の文章の「愛」の直訳は「受け入れ」です。つまり「子供を受け入れる」という教えでもあります。自分が弱いにもかかわらず、それを受け入れられず強そうにする人はもちろん自分を受け入れていません。このような人は他人も受け入れられないでしょう。

 別の言葉で言えば、この教えを子供を操作するために使わないということです。こうすればこうなるから今こうすれば良いのだと子供を自分の都合良いように動かすためにインディアンの教えを使おうとする人は失敗するにちがいありません。そのような人は自分の心に葛藤があるからです。

「アメリカインディアンの教え」(加藤諦三著・扶桑社)